再開です。

星のドラゴンクエスト集団訴訟原告団 Blog.

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再開です。

原告団代表より皆様へ

原告団代表として、同社の実態を皆様に知って頂きたく、本件の争点以外にも諸問題に関する説明を記載させて頂きました。内容が「星のドラゴンクエスト集団訴訟まとめ第一弾」と一部重複してしまう部分もあると思いますが、お付き合い下さると幸甚でございます。 

【背景】

 「星のドラゴンクエスト」では、電子ガチャにおける不透明な確率設定、有利誤認表示、射倖心を煽る誇大広告など、 消費者にとって不利な状況と思われる販売手法を採用しており、一部のユーザからは「多額の課金をしても満足な結果が得られない」という不満の声が上がっています。

 その額は、電子ゲームに費やす費消する金額としては一般的な常識をはるかに逸脱しており、その課金額は人によっては100万円を超過しています。(当該ゲームにおいては10~100万円程度の高額課金者は少なくありません。また、1,000万円を超える超高額課金者も存在します。)

 株式会社スクウェア・エニックスが、事業計画の時点からそういった過度な課金額になるであろう危険性の予測できなかったとは考えられません。

 また、消費者が巨額を投じて得たデータも、実は利用規約上は消費者に所有権が譲渡される訳ではなく、あくまで同社からデータをレンタルしているに過ぎないという契約として最も重要と思われる事柄が、ゲーム開始冒頭の注意事項に現在も記載されております。これらのことから、同社は、脱法的な手法で消費者から金銭を搾取することを企画段階から意図的に目論んでいたのではないかと推測されます。 

 これらの対応に疑念をもったユーザーからの再三の問い合わせに対し、同社は、回答を遅らせる、回答を避ける、濁した回答をする、果てはユーザーに報告もなく問題の表記を修正するなどの対応をしており、遺憾なことに現在でもユーザーが納得するような真摯な対応はみられません。

  また、2016年3月に放送されたニコニコ生放送での公式の生放送中にも、事実の釈明を求めるユーザーのコメントを非表示にしたうえで、プロデューサー自ら「意見は賜ります」と羊頭狗肉のコメントを述べ、最終的には具体的な説明も根拠もなく、一方的に「信じてついてきてほしい」と一喝して締めました。(次回放送は予定を急遽変更、中止となり、未だ再開の目処は立っておりません)これらの消費者に対する傲岸不遜な対応から、予てよりユーザ有志によって行われていた改善要望の署名活動(消費者庁提出済み)も同社に響いていないと考え、 有志により、株式会社スクウェア・エニックスに対して、不当な販売方法を用いて費消した金銭の全額返済を求める集団訴訟を検討する運びとなりました。

 

【有利誤認について】

①目玉アイテムを黄文字で表示(修正済み)

http://i.imgur.com/Zvbk0ea.jpg

②「場合があります」の表記(修正済み)

http://i.imgur.com/LSIFsv4.jpg

③枠ごとの確率設定(個別で不平等な確率操作疑惑)

http://i.imgur.com/OpXyOd9.jpg

④限定装備の排出率アップ(基準となる数値ならびにピックアップ上昇率が不明)

http://i.imgur.com/hz1WKga.jpg

 

それらの結果に疑惑を持たせた、枠内の不平等な排出率の疑いの資料(単体ユーザー実測調べ)

http://i.imgur.com/dQIhDSn.jpg

http://i.imgur.com/gzPHHRc.jpg

http://i.imgur.com/sEIdnmo.jpg

 果たして枠内の排出率が平等だったら、こんなに見事に目玉だけが少なくなるグラフになるだろうか?

 

【射倖心を著しく煽る行為について】

①被り救済を謳った進化前提の進化システム

http://i.imgur.com/R2tEDvu.jpg

 

②最終進化状態の画像を掲載(途中経過を追加)

http://i.imgur.com/n3bU0UD.jpg

 

③個別排出率が平等と仮定した場合の確率計算

(算術トリックを用い、希少アイテムが容易に取得できると思わせる表記への反論)

 

【単価の妥当性について】

 ①ゲーム内で配布されるデータは全て株式会社スクウェアエニックスより貸与されるものであり、消費者に一切の所有権はない。

http://i.imgur.com/IqOJ0Wg.jpg

 

 ②ゲーム開始冒頭の「一部有料のアイテムがございます。(中略)有料アイテムを購入する際は…(後略)」の表記。

http://i.imgur.com/02tk1sz.jpg

  

【排出率の認識の違い】

★条件①

☆5(当たり)の枠別排出率=7%

☆5枠内のアイテム総数=70個 (当時)

 

スクエニ側からの「全て平等」という回答から個別排出率を算出すると、

☆5の中の「目玉」1個あたりの排出率は、

 7%÷70個=0.1%となる

 

★条件②

0.1%の「目玉」が「当たらない確率」は1-0.1=0.999

即ち1回につき99.9%である。

 

★条件③

電子ふくびきに於いては、排出されたものが分母から差し引かれず、抽選の都度補填されるため、その確率は施行回数に関わらず、常に一定である。

 

★連続して当選しない確率の計算

これら①②③の条件を用いて、100回抽選を行なったうち、100回全てが99.9%(何回やっても目玉無し)になる確率を算出する。

 

計算式は99.9%=0.999を100乗することで得られる。

 その結果は90%。

 これは本来「100回の抽選を行った100人中10人が当選、90人が落選」することを指し示す確率である。

 

しかし、このときの消費者側は主観として「100回やれば、たぶん10個前後は当たるだろう。そのうち目玉は2個くらい出るだろう」と思い込んでしまう。

 

★認識のすり替え

このことから「販売側の客観」と「消費者側の主観」という、観測点の相違による誤認が発生していることが伺える。

 

 しかしこのように消費者は確率が自分に有利に働くよう、客観を主観に置き換えてしまうことは容易に想定できる。にもかかわらずその想定を怠り、確率の指すべき対象を明確かつ端的に表記しなかったことは、販売側の責任ではないだろうか。

 

★確率計算の誤解

 また、「連続して当選しない確率」は施行回数に比例して減少するわけではなく、0%に近づけば近づくほど緩やかになる軌跡を辿る。「1回なら0.1%、100回なら10%だから1,000回やれば95%くらいは当たるんじゃない?」という乱暴な誤解を招くが、実際は1,000回やっても実際の当選確率は64%までしか上昇せず、どこまでいっても当選確率は決して100%になることはない。

 確かにこの計算は専門的ではなく、中学生レベルの一般的なものであり、電卓などを用いて的確な計算を行えば誰でも導ける解である。しかしながら、消費者一般は日常的に数字を単純な加減のみで捉えていることが多いため、このことは一見して感覚的に把握しにくい。

 

【消費者心理を巧みに突いた悪質な手法】

★条件

星ドラにおける目玉とされるアイテムは、一揃えで武器・兜・鎧上・鎧下・盾と5種類あるため、もし「目玉」を一括りとして拡大解釈して考えるなら、当選確率は0.1%=0.01×5種=0.05=0.5%となる

 

この場合、ハズレの確率は99.5%

 

★これを用いて100回抽選を行い、その全てが99.5%になる確率を算出する

(計算式は99.5%=0.995を100乗することで得られる )

 

その結果は60.5%

 

 つまり、100回抽選した100人中、最低でも40人には何らかの「目玉」が複数当選する。更に、目玉ではなくても、企業側の設定したレアリティとして「当たり」に分類されるアイテムは、全体の7%の確率で輩出される。

  もし「当選」という結果を拡大解釈をすれば、100人が100回やれば、計算上は最低1個は何かしらの「キンキラキンの当たり」を入手することになる。(同様の計算で、99.92%の当選確率)

 こうして見事当選し、小さな成功体験と目的意識が植え付けられた消費者は安心感と期待感が高まり、課金への警戒感が薄れたことにより、更に課金を重ねていく。

 しかし同じようにそれを繰り返しても、全ての目玉アイテム5種をほぼ確実(99.7%以上)入手できる確率を得るためには、事実上5,700回(18万円弱)の抽選が必要となる。

 また、その過度な抽選を繰り返す間にも既出の目玉が重複排出され、それらを重ねることで更に強化できるシステムが、再び消費者の射幸性を煽る。このループが消費者のコンコルド効果となり、高額課金を誘発させる働きとなっている。

 

【総括】

★脱法的絵合わせ

 過去に、「次第に当選の確率が下がっていく事実に消費者は感覚的に気づかない」という理由から「絵合わせ」が禁止となった。 星ドラの進化システムは「絵合わせ」には該当しないという主張は、確かにグレーゾーンだけれどもその通りである

 もちろん、絵は同じでも、アイコンの絵柄に付随する進化の符号が♦︎1→♦︎2→♦︎3→♦︎4と変わっているじゃないか、とも突っ込めるが、そんな細かいミスリードは問題ではなく、同じ絵だろうが違う絵だろうが関係ない。

 「絵合わせ」の凶悪さの本質は、射幸性に富み、そのうえ抽選の都度に当選確率が減っていくこと、そしてそれに感覚的に気づきにくいところにある。

 星ドラは進化システムによって「アイテムを揃える」射幸性を煽っている。何度やっても、いつまでも超低確率が維持されている電子ふくびきは、当選確率が減っていくとかよりも以前に、もとより初めから凶悪な当選確率の再抽選を求められているのである。

 進化システムは、違法な「絵合わせ」ではないと言うなら、それで良い。しかしこれは、脱法的に作り上げられた「絵合わせよりも凶悪なシステム」であることには間違いない。

 

★企業としての姿勢

企業は利商品開発時の際、企業にとっての利益追求・損失回避の観点はさる事ながら、企業信頼の証として、消費者の利益保護も踏まえ、それらが合致する商品を開発するため、日々シミュレーションやマーケティングを行っているはずである。

 また、それでも懸念される問題が残る場合、もしその上でリリースをしなければならないならば、それこそ子供でさえ理解できるような具体的な表記で、簡潔に注意喚起を行わなければならない。

 万が一それさえ叶わなければ、プロジェクトを中断ないし進路変更を検討する、それが良心的な企業の責任ではないだろうか。しかし、今までのスクエニの姿勢を見る限りでは、残念ながらそういった姿勢はみられることがなかった。

 凡ミスを多発、ユーザーからの指摘に対しては常に後手後手の対応であり、失敗を認めるどころか黙して修正を加える、提供されたコンテンツに計画性や作り込みが見られないなど、危機管理や真摯で正直な姿勢や綿密な計画性はなく、そればかりか、進化システムや排出率、重要な事項の隠匿、射幸性を煽る広告や表記、利用規約などの免責の拡充にだけは率先して迅速な対応を行う始末であった。

 これはリーディングカンパニーの在り方には程遠く、むしろこれらのシステムとマーケティングは、初めから金銭を搾取することを目的として計画されていたのではないか?消費者に見做されることに擁護の言葉を持たない。

 

 この訴訟を皮切りに、同社に抜本的な改革が起こること、ひいてはソシャゲ界隈に健全な風が運び込まれることを願って止まない。

 

                                 以上